|
|
Q01 |
つま先が痛くなくてデザインも好みなヒールってなかなか見つからないのが悩みです。
アドバイスをお願いします。
|
A01 |
ハイヒール初心者の方に、まずアドバイスしたいのは、「靴にいじめられない足」になることです。
つまりあなたが主役で靴はあなたを引き立てる道具という発想です。最初はデザイン性よりも履いた瞬間、
「何だか履きやすい!」と感じる、あなたの足に優しい靴を選ぶことが大事です。最初は歩ける靴を選ぶことです。
※「ハイヒールの選び方」をご参考ください。
|
Q02 |
とにかく、足幅が狭くてきついのですが、どうしたらよいでしょうか・・・ |
A02 |
それは、あなたがご自分の足をよく知らなくて起こる悩みです。
自分の足のことは、体にくらべてよく知らない方が多いように感じます。
洋服は、自分の体幅より小さいものを決して選ばないのに、靴は、自分の足幅より狭い物を選んでしまう人が多いです。
これでは、あなたの足は当然痛くなります。まずは自分の足をよく観察し、足幅より狭い靴は絶対に避けましょう。
※「ハイヒールの選び方」をご参考ください。 |
Q03 |
溝にはまったり、転んだりしやすいのですが、何か解決策はありますか?
(ヒールの巻き革もキズになってしまいます。。)
|
A03 |
こういう悩みは、多くの方がもっていますね。
溝にはまる原因は、足元に注意がいっていないことやカカトから着地したり、合わない靴を履き、
カカトを引きずってスッポリ溝にはまるケースが多いです。
転んでしまう人も同様です。特に細いピンヒールの場合、カカト着地は転倒しやすく危険です。
なぜならば、面積の小さなヒール底にあなたの全体重が乗るわけですからバランスを崩すのは、当然です。
ハイヒールの場合、「つま先とカカトの同時着地」で足元の不安定さを軽減できます。
※「ハイヒールの歩き方」をご参考ください。 |
Q04 |
前屈みになって腰に悪い感じがしてしまうので、極力はかないようにしているのですが、腰に悪くはないのでしょうか?
|
A04 |
私が指導するサロンには、椎間板ヘルニアの方や腰痛の方もいらっしゃり、
正しい姿勢を身につけてハイヒールを履きながら腰痛が改善した方もいらっしゃいます。
私も15年間腰痛で苦しんだので、腰痛の方の悩みはよくわかります。
ハイヒールは、実は姿勢をよくするための矯正器具でもあります。
前屈みになっていたり、腰が反っていては、うまく履けず、歩けません。
だからこそ日常で姿勢をよくすることを自然と心がけるようになります。
実はハイヒールを正しく履くと姿勢が良くなり腰痛も軽減でき一石二鳥なんですよ。
|
Q05 |
歩き方が不格好になる(ひざが曲がった歩き方になりやすい)のですが、何かよい方法はありますか?
|
A05 |
まずは歩こうと思わず、その場で、腰をグイッと前に押し出す感じで、一歩を踏み出してみてください。
この“グイッと一歩踏みだし運動”を、左右5歩ずつ、ゆっくりとおこなってみてください。
すると、実際に歩くときにこの感覚で腰をグイッと押すように歩くと自然とひざが伸びるようになります。
この時、気をつけるポイントは内股にならないことです。
ひざが曲がった歩き方になってしまう方に多いのは、横から見たとき、ヒップがポコンと出ている人や内股で歩く人です。
|
Q06 |
ヒールを履くと、靴擦れしやすくなるのですが、私のヒール選びや歩き方に問題があるのでしょうか・・・?
|
A06 |
靴擦れの主な原因を3つお教えしましょう。
①足の指が縮こまっていたり(特に小指・薬指中指)、指同士が互いに重なり合っている状態になっていること
②心地よいフィット感のある靴を選んでいないこと
③カカトがパカパカして脱げやすいものを履いていること。
これらを解決するだけで、かなり満足できる快適なハイヒール生活を手に入れることができます。
※「ハイヒールの選び方」をご参考ください。 |
Q07 |
足音がうるさく感じたり、男性と並ぶと、申し訳なく感じてしまう
|
A07 |
そのように感じているあなたは、感性豊かで素晴らしいです。 そう感じてしまうのは、
ただハイヒールについてよく知らなくてどうして良いか、わからないだけなのではないですか?
このようなことは学校では教えてくれませんからね。
「歩き方・立ち方」を変えれば、そのようなマイナスイメージが消え、自分に自信がもてるようになります。
足音がうるさく感じるのは、おもいっきりカカトから着地したり、カカトが脱げやすいヒールを履いたときに
起りやすい大きな音です。ヒールの足音を小さくするには、つま先とカカトの同時着地、かかとが脱げにくい
靴を選ぶことです。
※「ハイヒールの歩き方」をご参考ください。 |
Q08 |
ハイヒールを履くと外反母趾になるって聞いたんですけど・・・・・ |
A08 |
そのように思いこんでいる方が多いかもしれませんが、決してそうではないのです。
ハイヒールを履かない男性でも、スニーカーばかり履いている人でも外反母趾になる場合があります。
もともと外反母趾気味の人が、靴の選び方がわからなくて外反母趾を進行させてしまったケースが多いようです。
外反母趾の人は、足裏の筋肉を強化し、指の付け根の筋肉を強くすることが大切です。
ハイヒールは、正しく履けば足裏の筋肉を強くし、逆に外反母趾の予防にもつながります。
|
Q09 |
私はO脚でハイヒールを履くと、さらにO脚がめだってしまいます。 どうしたらいいですか?
|
A09 |
大丈夫ですよ。O脚に見えない見せ方・歩き方が実はあります。
それは、バレエの理論を取り入れた見せ方・歩き方です。
バレエではいかに足を細く長く真っ直ぐに見せるかというがとても重要です。
日本人は欧米に比べると殆どの人がO脚で悩んでいます。私もそうでした。
そこで私が編み出したメソッドが、バレエ理論に基づいた「内くるぶしを見せて立つこと、歩くこと」なのです。
O脚の人でも、だれでも真っ直ぐなスラリとした足に見える「魔法の内くるぶし見せ」です。
|
Q10 |
ハイヒールをずっと履いていると疲れてしまいます。どうしたらいいですか?
|
A10 |
ハイヒールを履いて疲れてしまう人の主な原因は、
靴の中で足が前後に泳いでしまう人、カカトが脱げやすい人、足裏の筋肉が弱い人です。
足が前後に泳いでしまう人は、足幅がちょっときつめぐらいのピッタリと合う靴、
足と靴がフィットするような甲の部分が固定できるバンド付きのヒールを選んでください。
足裏筋を強くする方法として、スーパーボール掴み、タオル掴み運動、カカト引き上げ運動などがあります。
テレビをみながら日頃カンタンにできる運動です。
足裏筋を強くするほか、血流を良くし、むくみを防止したり、足首・ふくらはぎを細くする効果もあります。
|